
「ああ、またやった・・・」
「何で何度も同じミスをするんだ・・・」
「きっと使えない人間だって思われてる」
仕事で失敗して周囲に迷惑をかけた時、上司に怒られた時、凹みますよね。直接的に文句を言われなくても周りに自分がどう思われてるのか気に病んでしまう事もあります。
そんな気持ちを引きずり、自信無くビビりながら仕事をしていると更にミスを連発してしまうという悪循環。
本当に辛いですよね。
とーちゃん(管理人)も経験あります。
そんな時に失敗をどう受け止め対処すればいいのか?分かりやすくまとめました。
同じ悩みを抱えている あなたの参考になれば幸いです。
目次
仕事で失敗した時に知っておいて欲しい事
誰だって仕事で失敗する
失敗するのはあなただけではありません。
周りにいる後輩君も先輩も上司も誰だって失敗します。最初から社会のルールを熟知して完璧にこなせる人はいません。
更に言えばルールなんて人や時代、状況によって頻繁に変わるので「絶対の正解」なんてありません。
あなたの周囲に人も誰だって多かれ少なかれ失敗してませんか?(粗探しをしろと言ってる訳じゃ無いですよ)
みんな失敗して、反省して、学んで繰り返さないように成長していきます。そうやって失敗の「大きさ」と「回数」を減らしているだけです。
失敗は、あなたに成長する「きっかけ」と前向きに受け止めましょう。
落ち込むのは向上心の裏返し
落ち込む事自体は悪い事ではありません。逆に落ち込むなという方が無理です。
「あー、自分は今落ち込んでいるんだなぁ・・・」
まずは自分の感情を素直に認めて受け入れてあげましょう。
「落ち込んでも意味は無い。落ち込んでる暇があったらリカバリーするんだ!!」
と自分の感情を受け入れず理性だけで無理やりフタをし続けていると、いつか心か体が悲鳴をあげます。
そもそも落ち込んでいるという事は、
- 自分に至らない点があった事を認め
- 周囲に迷惑をかけてしまった事を反省している
という事です。
「オレに落ち度は何も無い。そもそもこんなの出来ないし。だからオレは悪く無い」
こんな風に自分を正当化する人はそこから何も学べず結果的に成長出来ません。何度も同じ失敗を繰り返します。
対し、あなたは失敗を素直に受け入れる謙虚さと強さがあります。前者とは心の方向性が180度違います。その差は今後の成長にとてつもなく大きな影響を及ぼします。
なので、感情を受け入れたら次はそこにこんな一言を追加してみて下さい。
同じ失敗でも、それをどう受け取るかが大事ですね。
落ち込みっぱなしで良いことは無い
落ち込んでいる自分を受け入れましょうと書きましたが、ずっとそのままではダメです。
「やっちゃった・・・」
「どうしよう・・・」
「もう無理だ・・・」
なんてオーラをずっと出し続けていれば周囲の人間を不快な気分にしてしまいます。
「ずっと落ち込んでも意味無いから!!リカバリーしようよ!!」
と周りから言われるかもしれません。なるべく早く気持ちの切り替えが出来るように意識しましょう。
自分の好きな言葉を紹介します。
ある物事が起こった時、それは客観的な事実でしか無い。自分がその出来事に対して後からどんな意味づけをするか?その結果がそのままその出来事の意味になる。という事です。
何言ってるかわかんないよ!!
って言われそうなので、
例えばこんな感じです。
- 仕事で時間管理が不足して大失敗した(事実)
- けど、あの出来事があったからこそ時間管理を徹底する事の大切さを学べて今の自分がある(意味づけ)
失敗から学ぼうとしない人はネガティブな意味づけしかできません。
「あの時の失敗のせいでオレは今こんな目に(以下省略)」みたいな。
事実を受け入れて、そこからどう行動するかが後の意味づけの方向性を決めます。

必要以上に落ち込まないための考え方
悪いのは「あなた」はやりすぎ
「自分はなんてダメなんだ・・・」と自分を全否定するのはやめましょう
過度に反省しすぎです
これだと自分の人格全てを否定している事になりますね。精神的なダメージ大です。
ちょっと考えてみると「あなた」を全否定する必要は無く、もっと前向きに考えられます。
- 確かに失敗したのは自分
- けど原因は自分の「時間管理のスキル」が不足していたから
- じゃあ、そこを改善しよう
どうでしょう?
「自分」を全否定するのでは無く具体的な「時間管理スキル」に改善点を絞っていますね。
こっちの方が精神的ダメージが少なく今後の対応も明確で前向きに取り組めます。
落ち込んでいる時はとかく「自分」を全否定しがちですが、やり過ぎは禁物です。

「〜たら、〜れば」の妄想は百害あって一利なし
タラレバに時間を費やすのは意味がないのでほどほどに、出来れば止めましょう。
過去の事で思い悩んでも今は変わりません。
あなたに変えられるのは「今」です。
そして「今」を行動した結果が未来です
(当たり前ですが)
過去に意識を集中しても落ち込み度合いが強くなるだけです。
それができたら苦労せんわ!!
ってなりますよね。
実際、帰宅後や休みの日もずっと考えてしまう。不安でしょうがない。そんな時は以下記事を参照ください。
周りの目を必要以上に意識しない
自分が思っている以上に他人は自分のことを意識してません。みんな自分のことで精一杯です。
あなたが自分の失敗にフォーカスしている時、あなたは隣の人の課題/悩みを気にしてあげていますか?おそらくそんな余裕は無いと思います。そしてそれは他人も同じです。
周囲の目を気にしているのも結局は「自分がどう思われているか」つまり「自分」に意識を向けているんですね。
「使えない奴と思われているかもしれない」
確かにそう思っている人もいるかもしれませんが、あなたが思っているほどのレベルでは無いです。
また、もしそうだったとしてもそれは他人が判断する事です。気にしても自分にはどうにも出来ません。
今自分に出来ることに集中しましょう。
気持ちを切り替え、しっかり反省し次に向けて行動あるのみです。
まとめ
- 誰だって仕事で失敗する
- 失敗を経験して成長する
- 落ち込むのは向上心の裏返し
- 落ち込みっぱなしで良いことは無い
- 物事に与えた意味がその出来事の意味になる
- 問題点を具体的に絞る
- 「〜たら、〜れば」の妄想は百害あって一利なし
- 今の自分にできることに集中する
- 周りは自分が思うほど自分に興味を持っていない
理屈では分かっていても、考え方はすぐに変えられるものではありません。
ただ、考え方を知る事で落ち込み度合いを軽減することは出来ます。そして最初は意識して取り組むことで段々と習慣化していきます。
悩みは耐えない世知辛い世の中ですがお互い頑張りましょう!!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。