「メガネかコンタクト、どちらにするか迷う」
「それぞれの長所短所を知りたい」
こんにちわ。メガネ/コンタクト両方使っている管理人のとーちゃんです。
視力矯正と言えばメガネ一択だったのは過去の話。今ではコンタクトも当たり前ですね。とは言え初めて選ぶ際にはどんな基準で選べば良いのか迷うもの。
やはりそれぞれに一長一短があります。しっかり把握して後から後悔するのは避けたいですね。
あなたのライフスタイルに合ったベストな選択をするのに役立つ情報をとーちゃんのリアル体験も含めまとめました。参考になれば幸いです。
目次
メガネとコンタクトの長短比較
まず結論です。
見た目と視界の広さではコンタクト。
衛生面や目への負担、コストならメガネ。
一覧表で整理しました。
特徴が視覚的に分かると思います。
項目 | メガネ | コンタクト |
---|---|---|
見た目 | △ | ◎ |
視界の広さ | △ | ◎ |
わずらわしさ | △ | △ |
目への負担 | ◎ | × |
コスト | ◎ | × |
項目ごとに一つずつ解説していきますね。
見た目(外観)
見た目重視ならコンタクト
外観に影響を与えませんからね。おしゃれメガネもサングラスもその時の気分で自由に選べます。
メガネはどうしても見た目に影響があります。ただ必ずしも弱点ではないです。大人っぽい、冷静、クール、落ち着きのあるetc・・・
上手にフレームの形状や色を選ぶことで自分の印象を変えることができます。仕事とプライベートで使い分けるのも面白いですね!
似合うメガネをしている人はそれだけでおしゃれです。

視界の広さ
メガネはコンタクトの視野の広さには勝てません。
メガネはどうしてもレンズ越しに見える範囲にクリアな視界が制限されます。
- フレームの縁が視界に入る
(なれるまでは結構気になる) - サイドが太いフレームだと運転時の車線変更で横を見る際に邪魔
(未だに不便) - 度が強いとレンズの端の視界が歪む
レンズが大きくても同様
最近は非球眼レンズが標準なので視界の歪みについて大分改善されていますね。メガネ使用者が初めてコンタクトを使用すると視界を遮るものがなく視野も歪まずくっきり見えるコンタクトに感動します。
わずらわしさ
以下「メガネあるある」です(笑)
- 寒い時にマスクをするとメガネが曇る
- 寒い時に外から屋内に入るとメガネが曇る
- ラーメン等、温かいものを食べる時に曇る
- 鼻当ての跡がつく
- 鼻当てが合わないと痛い
- サイドの締め付けが強いと痛い
- 運動している時にずれる
- 運動している時にぶつけて壊れる
- 汗をかくと下にずれる
- ヘルメットをかぶる時に邪魔
曇る/ずれる/跡がつく/締め付けられる。メガネをしていて不快な時4強ですね。
日常的にメガネを使用する場合、すぐズレたり締め付けが強くていたいとかなりイライラします。ただこの2つはちゃんと解消できます。詳しくは以下の記事を参照ください。
コンタクトでは上記のようなメガネの困り事は起こりませんが欠点はあります。
- 目にゴミが入ると痛い
(ホントに痛い) - 花粉症で目が痒くなると大変
- 落とすと探すのが大変
- ハードコンタンクトは割れたらおしまい
- 毎日手入れが必要
- 旅行時は液持参で荷物が増える
- どんなに眠い時でも必ず外さないとだめ
- 定期的な眼科の診療が前提
手入れが大変なのがコンタクトのデメリットです。
目にかかる負担
コンタクトは目に異物を入れる行為です。当然メガネに対し目への負荷は高くなります。
- 定期的に眼科で検診を受ける
- 装着の可能時間を守る
- 毎日のレンズ&眼のケアを怠らない
正しい管理・使い方をするのが大前提となります。最低限これらの項目を守る自信がない場合はメガネにしましょう。間違った使い方をすると角膜に傷を付けたり細菌感染の原因となり以下のような目に深刻なダメージを与えるリスクがあります。
- 角膜上皮障害
- 角膜潰瘍
- アレルギー性結膜炎
- 巨大乳頭結膜炎
ネットで検索してみると怖い画像がたくさん出てきます。とーちゃんはコンタクトは潤い最優先で選んでましたが目薬をさしてもすぐ乾いてしまい3時間程度で目に疲労を感じるような状況でした。向き不向きも個人差があるようですね。
「医療機器であって、副作用又は機能の障害が生じた場合(適切な使用目的に従い適正に使用された場合に限る。)において、人の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあることからその適切な管理が必要なものとして、厚生労働大臣が薬事・食品衛生審議会の意見を聴いて指定するものをいう。」(医薬品医療機器法)
メガネは上記のような衛生面のトラブルはありません。疲れたら外すだけ。日々のお手入れもレンズの清掃くらい。面倒くさがりは衛生的にもメガネですね^^
コスト
メガネが確実に安い
JINSやメガネ市場であれば非球眼レンズ込みで高くても2〜2.5万円で購入できます。度が進行しなければ購入後ずっと使用可能。コンタクトは消耗品なので定期的に購入し、使い捨てでない場合は洗浄液も必要になります。
種類ごとに年間の維持費を表にしてみました。
種類 | 年間維持費 | 内訳 |
---|---|---|
ソフトレンズ (ワンデー) | 48,000円 | レンズ30枚入り(1ヶ月分)1箱2,000円×両目×12箱 |
ソフトレンズ (2week) | 30,800円 レンズ:22,400 洗浄液:8,400 | レンズ6枚入り(3ヶ月分) 1箱2,800円×両目×4箱 洗浄液(1ヶ月分)700円×12本 |
ハードレンズ | 18,400円 レンズ:10,000 洗浄液:8,400 | レンズ一組20,000円(仮) 寿命2年(仮) 洗浄液(1ヶ月分)700円×12本 |
コンタクトの種類により費用は大きく変わりますが、いずれにせよメガネより高いです。1年換算で上記の金額なので、これが毎年と考えるとコスト面ではメガネが圧勝ですね。
ライフスタイルで考える
今までの比較をもとにまとめてみます。
コンタクトがオススメな人
- 自由におしゃれしたい
- 広くて良好な視界が必要
- 頻繁に運動する
- 顔に跡がつくのは絶対NG
- 自分をちゃんと管理できる
装着時間を守れる
毎日レンズの手入れを必ずできる
定期的に眼科の検診に行ける - 維持費が高くても許容できる
- 裸眼でもある程度生活できる
メガネがオススメな人
- 視野はそこまで広くなくてOK
- 日常的に激しい運動はしない
- 気軽に使いたい
- 維持費が高いのはイヤ
コンタクトを選んだ場合でも角膜が傷ついたりして治療する際はメガネが必要です。まずは眼鏡、慣れたら/不便さを感じたらコンタクトに挑戦の流れがオススメです。
使い分けという選択肢
どうせなら「いいとこ取り」しちゃいましょう^^
家の中ではメガネ
ベースはメガネ。管理が楽なので。コンタクトはくっきり見えますが、リラックスしたい時は手軽さが大事。
オシャレ、運動する時はコンタクト
その時の気分で印象を変えたい時はコンタクト。運動時はメガネのズレ&破損のリスク&視野の制限があるのでメガネは不向きです。
PC作業時はメガネ
近距離を長時間凝視し瞬きも減少するのでコンタクトは疲れます。見えすぎてしまい気分が悪くなることもあります。メガネも視力矯正1.0ではなく0.5程度の近距離用があると眼の負荷が減らせるので楽ですよ。
とーちゃんは普段使いはPC作業用の近距離メガネ、運転時の遠距離メガネ、運動時のソフトコンタクト、この3種類を使い分けています。
まとめ
- 見た目と視界の広さ優先ならコンタクト
- コストや目への負担、衛生管理、手軽さではメガネ
- コンタクトは日々の衛生管理が絶対条件
- 両者の長所をうまく組み合わせて使えると快適
目は毎日酷使しているのにも関わらずケアは怠りがちな部位でもあります。視力がガクンと低下したり病気になって初めてそれに気づき後悔しても手遅れです。
そんな事にならないよう、あなたのライフサイクルに合った最適な使い方をして頂く参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。