【実体験】平屋のメリット/デメリット 実際に住んだからこそ分かるコト

平屋の画像

こんにちわ。新築で平屋を建て家族4人で7年間暮らしている”とーちゃん”です。

実は若い人にも人気のある平屋ですが、いざ具体的に検討を始めると

どこに気をつければ良いのか分からない
立坪は小さくなるけど本当に大丈夫?
子供が増えたら窮屈にならない?

とかとか不安要素が出てきまよね。

平屋は2階建に対し間取りもスゴくシンプルになるので一見迷いどころが無さそうに思えます。

が、実際はそんなことは無いわけで、シンプルだからこそしっかりポイントを押さえておかないと後悔することになります。

この記事は上記のような疑問を抱えつつ平屋の購入を検討している方へ向け、平屋のメリット/デメリットと後悔しないための具体策をまとめました。

ガッツリ書いたので長文ですが、きっと参考になると思います。広い気持ちでお付き合いください(笑)


平屋のメリット

平屋のメリットは一言で表現するなら

”暮らしやすい”

これに尽きます。

7年間住んでる今でもその気持ちは全然変わらないし、また家を立てる機会があっても(ないけど)平屋を選びます。そのくらい暮らしやすいです^^

それでは早速その魅力を項目ごとに紹介していきます!

コミュニケーションが取りやすい

よく言われますが、これは本当にその通り。

家の中心がリビングダイニングで、大抵その他の部屋もそこを取り囲むような間取りになります。
なので自然と家族がリビングに集まるし、部屋にこもっていても常に気配を感じることができます。

あと、何か用事がある時も呼べばすぐに聞こえるのも便利♪

ゴハンだよ〜
お風呂入りなさい
早く寝なさい〜

2階建だと大声出さなきゃいけないですが、平屋なら普通のボリュームで大丈夫!!
あと2階で騒がれてドタバタする音が気になることもありません♪

とーちゃん
物理的な距離が近くなるので自然と会話も増えて仲良しに!

子供に目が行き届く

これから家族が増えたり、すでに小さなお子さんがいる場合はこれも魅力ですね。

子供は歩き始めると活動範囲が一気に広がります。少し目を話すと忽然と姿を消すことも普通にあります。ちょっと大きくなったら自分でドアとか開けちゃいますしね。

平屋は横に広い造りなので気配も感じるし目線も遠くまで見えます。そして危険な階段がありません。

動線がシンプルで掃除も楽

家事が楽!!これは大きな魅力です。

洗濯⇒物干し⇒たたむ⇒クローゼットの動線が全てワンフロアで完結します。そして距離が短い(笑)

洗濯物や掃除機を持って階段を上ったり降りたりする必要がない。毎日ずーっと繰り返す日常の家事だからこそ、この小さな差は大きいです。

あと階段の掃除がまるっと消えます。
1段ずつ掃除機かけるのって地味に時間かかるし疲れます。

とーちゃん
実家は2階建なのですが、ちょっとした忘れ物とか片付けをする時に”2階に取りに行くの面倒くさっ”ってなります。平屋はそれがありません。(その気になれば)テキパキ行動できます♪だって近いから。

バリアフリー

バリアフリーは障害者や高齢者のためだけじゃありません。

段差がなく、トイレやお風呂に手すりがあるのは小さい子供はもちろん、調子が悪い時に大人も助かります。

とーちゃん
実は腰痛持ちでして、割と頻繁に弱ります(泣)特にぎっくり腰をやった時は歩くのもツラい。その時は階段がなくて、移動距離が短く段差もない、そんな平屋の魅力を最大限に感じます(笑)

デザイン的にかっこいいし、構造的に強い

まず外観。これは完全に主観です。

横に広く低く堂々と”どーん”と構えている家ってかっこ良くないですか!?

頼り甲斐というか、安定感というか、強そうです。今の平屋はカッコいいのです。おしゃれなのです。

そして構造的にも強い。

詳しく専門的なことは他の記事で沢山書いてあるので割愛(笑)

2階がないので、構造体である柱と壁に掛かる力が少ないので強いです。ここ数年大きな地震が続いている地震大国日本では”地震に強い”のは不可欠な要素ですよね。

将来的なデットスペースを減らせる

実家は40坪なのですが、子供は全員家を出たので今は親が2人で暮らしてます。
帰省した時に子供部屋の話を聞くとこんな感じ。

”普段は全く使わない”
”使わないのに掃除するのが面倒”

完全に持て余しちゃってるんですね。

出番があるのは自分たちが帰省するときくらい。子供部屋は2階なので改築するにも使いづらい。

対し我が家は平屋の30坪。4人家族で住むにはお世辞にも広いとは言えません。
ただ、それも長くてあと15年ちょいの話。その時まだ50歳前、人生100年時代という言葉を信じればようやく折り返し地点。

残りの半世紀、子供たちが巣立ったらその後は夫婦二人きり。
デットスペースにしておくのはもったいなさすぎますね。その時の自分たちの好みに改築する気満々です^^

夢

メンテナンス費用が安い

2階建て30坪の一般的な足場費用が20~30万円と結構かかります。これが数年に1度の頻度で出費となるので金額のダメージは非常に大きい。

平屋は外壁の修繕や塗装の場合は足場を組まなくていいのでその分安くなることが多いです。

太陽光パネルが多く載せられる

これは屋根の形状にもよりますが、例えば片流れの屋根にすると太陽光パネルを大量に搭載できます。載せるか否かは別問題ですけどね。

平屋のデメリット

まずは平屋の魅力を書きました。メリット沢山ありましたね。
けど、デメリットも確実に存在します。しっかり抑え込まないとその魅力も半減しちゃうので要注意です。

検討段階でしっかり潰しこみましょう!!
デメリット解消のポイントはざっくり以下2点。

”平屋の土地選び”
”プライベートの確保”

では詳細に入ります。

ある程度の土地は必要

平屋なのでどうしても二階建てより広い土地は必要です。

数字的な制約だけを考慮するなら、以下の式で計算できます。

建ぺい率×立坪
例:建ぺい率60%で立坪30坪なら、必要な土地は50坪

現実的には、ここに少なくとも以下の要素を追加していきます。

  • 所有する分の駐車場スペース
    (来客用のスペースも必要に応じて)
  • 自転車、バイク置き場
  • 物置スペース
  • 玄関ポーチ
  • 採光、通風を考慮した隣接する家との距離

どれだけの土地が必要かは個人のニーズにより異なるので、自分たちの要望をしっかり描いて伝えましょう。

外からの視線を意識する

生活空間が全て一階にあるので各部屋でプライバシーの確保は必要です。

具体的には

  • すりガラスにする
  • 外構で遮蔽物を設置する
  • ブラインドカーテンを選ぶ

南側が道路だったり、それ以外の面も隣家と距離が近かったりする場合は特に気をつけましょう。大きな窓は開放感があって魅力的ですが、いざ住んで見たら視線が気になってカーテンが開けられない!なんてパターンは絶対に避けないといけません。

また、周囲が2階建で距離が近いと向こうから家の中が丸見え、なんてこともあります。角度があるのでフェンスとかでも隠しきれません。

とーちゃん
偉そうに書きましたがコレ、自分の反省です。南側が道路に面していて日当たりは良好。道路からの目線はフェンスで遮ったものの、向かいの2階からその気になったらリビング見えちゃいます(泣)あと、北側の和室も引き戸を設置しましたが、後ろの家のリビングと目線が直通なので開かずのカーテンです(泣)

外溝費用にお金がかかる

土地が広く、目線を外構で対策する場合、予想以上に費用がかかる可能性があります。

リビングダイニングのように生活の中心になる部分は外構で対応しつつ、その他の寝室や子供部屋などは曇りガラスを採用して窓ガラス側で対策すると費用は抑えられます。

眺望、日当たりが悪い

住宅街の土地では2階建より外の眺めは悪くなります。

日当たりについても2階建に対し先述したプライバシーや北側の部屋などはどうしても暗くなりがちです。まぁ、常に全ての部屋が明るい必要は無いのですが。

とーちゃん
洗面所などが朝暗いと気分的にも残念です。そんな時は天窓がオススメ。プライバシーを確保しつつ採光もバッチリです!ただ冬は熱が逃げちゃうのでペアガラスなど断熱性を意識しましょう!

寝る時に窓開けっぱなしにできない

夏に2階で部屋の窓を開けながら寝ている方は要注意ポイント。

窓を開けて寝たいなら”片開きの窓”にするなどの工夫が必要です。
我が家はそれでも嫁の強い意志で”窓開け就寝NG”ですが(泣)

パートナーと事前に価値観をしっかりすり合わせましょう!
仲良し

プライベートな空間を確保しづらい

今までの項目は主に外からの話でしたが、ここからは家の間取りで気をつけたい項目になります。

平屋のメリットとして”コミュニケーションが取りやすい”と書きましたが、これは裏を返せば一人の時間を確保しづらいとも言えます。

”一人で集中して趣味に没頭したい”
”静かな時間を過ごしたい”

そんな場合はリビングダイニングから少し距離を置いた場所に部屋を設けるなどの工夫が必要です。

とーちゃん
子供が小さいうちは昼間に”プライベートな時間”なんて存在しません。書斎にこもろうと思っても子供がガンガン侵入してきます。ただコレは夜や早朝など”時間をずらす”ことでも解消できるので大丈夫。

動線が被らないように

これも我が家の反省点。

トイレ、子供部屋、洗面所とキッチンへの動線が1箇所被っていまして、割と頻繁に家族とすれ違います。そんなに広い場所でも無いので日常的に小さなストレスです。

キッチンや洗面所まわりなどは動線を2箇所(入り口と出口を別に設けて通り抜けできるように)設けると移動もスムーズになりますよ。

音、振動には注意

コンパクトな平屋ゆえ、水回りの生活音には注意が必要です。

例えば生活の中心であるリビングでTVを観ている時に気になるのが

  • シンクで洗い物をするときの水の音
    静音シンクでもリビングでTV観てると気になります。
  • 食洗機の音
    深夜に動かせば問題ないですが、我が家は嫁さんの設定で11時頃から動き出すので映画のクライマックスでノイズが入ります(泣)
  • 洗濯機の音と振動
    これも時間帯によりますがリビングに近いと気になります。

とーちゃん
お察しの通り、これらも我が家の反省点です。もぅ慣れましたけどね(笑)

それでもやっぱり平屋はイイ

以上、デメリットを書き連ねました。

”あ、やっぱ平屋って難しいかも・・・”

なんて諦めないでくださいね!
事前にデメリットを把握して考慮した設計すればリスクは最小限に押さえ込めまるはずです。

これだけ失敗を重ねてもそれでも

”平屋はいいですよ”

って言うくらいの暮らしやすさがあるんです^^

とーちゃん
あと、平屋だろうと2階建だろうと、1発で完璧な理想のお家を建てるのは無理だってことをお忘れなく。”家は3階建てないと理想の家にはならない”って言いますしね(笑)

まとめ

    平屋の家づくりに大切なのは

  • 平屋に適した土地選び
  • プライベートの確保
  • 水回りの間取り
  • 平屋の魅力は

  • 暮らしやすさ
  • 家族の距離が近くなる
  • 将来的な安心感

家を建てるとなると、どうしてもデザインや質感に目が向きがちですが、まず優先すべきは”暮らしやすさ”です。

断熱性能や間取り、外構etc。
考えることは沢山ありますが一つづつ丁寧に進めていけば必ずあなたにとってのゴールが見つかります。

この記事がその時に少しでもお役に立てれば幸いです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございます。

 

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