
「バイクの教習に通ってるけど何回も立ちゴケしてどうしたらいいか分からない」
「久々にバイクに乗るから立ちゴケが心配…」
「念願のバイクを購入したから絶対に立ちゴケしたくない!!」
バイクに乗ると決めた瞬間からつきまとう「立ちゴケ」
教習所のバイクならまだしも、自分のバイクでは絶対に立ちゴケしたくないですよね(教習所関係者の方すみません(_ _;))
買ったばかりの新車で「絶対立ちゴケしない」と胸に誓うものの大抵コケる厳しい現実。管理人は新車購入後1ヶ月でやってしまいました(泣)あの時の喪失感はもう二度と味わいたくない。。。
今回はそんな全ライダー共通の悩みをまとめました。
過ぎた時間はどんなに願っても戻りません。後で後悔がする事が無いよう、事前に出来る事はしっかりやりましょう。
立ちゴケ する原因と防止策
立ちゴケする原因を一覧に整理してみました。きっとあなたも思い当たる節があるはず(^ ^;)
原因
全てに共通するのは「バランスを崩す」です。
- 足をつく位置が悪い
- 足をついた路面状況が悪い(砂利/凍結等)
- 足を着こうとした地面が思っていたより低い
- クラッチを切り忘れて(遅れて)エンスト
- フロントブレーキを効かせすぎた減速
- ハンドルをきった状態での停車&発進
- 低速Uターン
- ギヤを1速に戻し忘れる
バイク自体が重いので倒れ始めてしまうとどうしようもありませんね。
防止策
バランスを崩すような事をしない。これが全てです。
- バイクのステップより前に足を着く(これが基本)
- 足を下ろす場所をしっかり確認する
- 信号待ちでは歩道の縁石を積極的に利用する
- 疲れている時は要注意!!クラッチはしっかり握る
- 極低速はリアブレーキをメインを使う(フロントブレーキは制動力が強い)
- ハンドルを真っ直ぐにして止まる
「倒れかけても根性で耐える!!」というのもありますが、ここでは割愛(⌒-⌒; )個人差がありますし、別の怪我をする可能性もありますのでほどほどに・・・
ちなみに管理人は仕事で疲れていた時にやりました。家の駐輪場に停める際に何故か最後の最後でフロントブレーキを「クッ」と握ってしまい、そのままバランスを崩し転倒。。。
本当にゴール直前だっただけに「なぜもう少し注意出来なかったーーー!!」とすごく凹みました(泣)
ある程度バイクに慣れた人が立ちゴケする理由。大抵そんな「ちょっとの気の緩み」が本質的な原因。その点からも「疲れている時は乗らない」これは有効な対策です。
とは言え、Uターンや低速での取り回しはバイクに乗る以上避けられません。次はそんな時に活躍する手押しでのバイクの取り回しをご紹介します。
バイク の上手な取り回し方法
「急がば回れ」焦るとろくな事はありません。狭い場所や、ちょっと怖いなーと思った時はバイクから降りて手押しを選択するのが賢明。
以下、手順とポイントです。
- 両手でハンドルを持つ
- バイクを自分の方へ少し傾け腰メインでバイクを支える
→シートやタンクを腰に当てるイメージ
→腕で押すより安定感があり、反対側への転倒防止にも有効 - 足のスタンスを広めに取り、ゆっくり動かす


慌てずに落ち着いて移動させましょう。取り回しをする際に特に重要なのが2番です。腰で支えることで本当に楽に移動できます。バイクと人間が互いに支え合って「人」となるイメージ(金八先生じゃ、ないですよ)
体験済みとは思いますが腕だけの力でバイクを動かすのは無謀です。。。
大抵の人はバイクの左側に立つと思いますが、2番の手順を守らないと右旋回で少しバランスを崩しただけでも転倒します。
まさに本末転倒( ´ ▽ ` )ノ
そうならないためにも上記手順をしっかり守って確実に移動しましょう。
立ちゴケ した場合はどこにダメージを受ける!?
参考までに管理人が立ちゴケした際どこにダメージを受けたのか&修理代はどのくらいかをご紹介。右側にコカした事例です。
・ハンドル周り
ブレーキレバー 1,328円
グリップ 832円
ハンドルバー 5,918円
・サイドカウル 4,752円
・サイドステップ 3,683円
・マフラーカバー 11,880円
合計28,393円也。当然交換工賃含まず。。。
下がアスファルトで、右側なので支える事もできず結構な勢いで倒れました。立ちゴケと言いつつダメージ大です(泣)フルカウルバイクの場合は更に重症化する傾向にあります。サイドカウルがバキッと壊れますからね。。。
ほんの小さな気の緩みの代償がコレです。反面教師として予防&対策に徹して頂ければと思います。
まとめ
・対策はバランスを崩さないためのちょっとした注意
・小回りする時は手押しが確実
・バイクと人間が互いに支え合うのが手押しのコツ
・立ちゴケでも精神的&金銭的なダメージは大きい
立ちゴケは本当に小さなきっかけ、気の緩みで起こります。そしてその代償はあまりにも大きい。
「あの時、もうちょっと気をつけていれば・・・」
そんな思いをしないよう記事が役立てば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。